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ベトナム

「ベトナム」画像

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北は中国、東・南は南シナ海、西はラオス・カンボジアに接する国「ベトナム」

ベトナムはコーヒー豆産業がすごく栄えていて、ブラジルに次いで第2位の生産量があるコーヒー大国です。

コーヒーといえば中南米をイメージしますが、日本と同じアジアの国が第2位と聞くと少し意外に感じますよね。

ベトナムがコーヒーの生産を始めたのは、フランスによってコーヒーが持ち込まれた1850年代からと言われていますが、本格的な意味で産業として活発になったのは1986年のドイモイ(資本主義的要素を取り入れた刷新政策)以降、民間でもコーヒー豆生産が可能になってからです。

カフェイン量2倍の”ロブスタ種”

「コーヒーの品種」画像

ベトナムで主に生産されているコーヒーの品種は「ロブスタ種」です。
(コーヒーの品種についてはこちら)

このロブスタ種は、世界で最も生産されている”アラビカ種”に比べて、カフェインの量が何と約2倍もあるそうです。

以前、旅行でベトナムを訪れた際、午後にホーチミンのカフェでアイスコーヒーを1杯飲んだのですが、そこからずっと夜になっても目が覚めたままで、結局その日は一睡も出来ずに朝を迎えてしまいました。
恐るべしベトナムコーヒーです。(笑)

病気には強いが、品質は”不安定”

ベトナム産のコーヒーは、高品質なものを探すのが難しいとされています。
その理由の一つが標高の低さにあります。

ロブスタ種が主に生産されているベトナム南部地域の標高は200~800mと低く、標高1000~2000mの熱帯高地での栽培に適している、アラビカ種には不向きな環境となっています。

その為、ベトナムでは標高差にあまり左右されず、病気にも強く、育成が比較的容易なロブスタ種の栽培が広まったのです。
「ベトナム」画像2

しかし、芳醇な香りとほどよい酸味を持つアラビカ種の風味とは異なり、
ロブスタ種は、強い苦味や独特の臭みがあり、一般的に品質が不安定な面がみられます。

それでも、価格面でロブスタ種は安価な為、缶コーヒーやインスタントコーヒーによく利用されています。(イタリアのエスプレッソにブレンドで使用する需要もあります。)

そのため、世界のインスタントコーヒーの需要は現在も莫大なので、コーヒーの育成はベトナムにとって、非常に重要な主要産業の1つとされています。

ロブスタ種のイメージ強いベトナムですが、アラビカ種も全体のわずか3~5%ですが。北部の方では栽培されています。
しかし、他の国のアラビカ種に比べて品質は低いようです。

コーヒーの生産量が世界で2番目に多いベトナムにおいて、生産量の9割以上がロブスト種ということを考えても、ベトナムにおけるロブスタ種の圧倒的な需要の多さが分かりますね。

ベトナム随一のコーヒーチェーン「チュングエン」

「ベトナム」画像3
ベトナムの市街地を歩いていると、本当にカフェをよく見かけます。その中でも一番目につくのが「チュングエン・コーヒー」だと思います。

「チュングエン・コーヒー」の創立は1996年のことで、創始者のダンレグェンヴーさんは、日本のテレビ番組「KENJA GLOBAL」でも紹介されました。

ダンレグェンヴーさんは学生時代は医療の道を目指していましたが、在学中にコーヒーに興味を持つようになり、医療の道から転身してコーヒー工場を立ち上げました。

ベトナムは、コーヒー豆の生産量が世界第2位にも関わらず、立ち上げた頃のベトナムのコーヒー市場は20億ドル程度だったことにダンレグェンヴーさんは疑問を抱いていて、コーヒー産業の発展がベトナムの繁栄に繋がると信じていたそうです。

現在では、ベトナムに1000店以上のフランチャイズを展開し、規模においては他の追随を許さない規模にまで発展しました。

日本でも、10年ほど前に六本木にカフェ店舗を展開していたんですが、残念ながら現在は撤退してしまっているので、一度撤退してから再上陸を果たしたバーガーキングのように、また日本での店舗展開も再挑戦して欲しいですね。

店舗こそありませんが、「チュングエン・コーヒー」のインスタント・コーヒーは、ネット通販などで気軽に購入することができますよ。

実は、ホーチミン市街の中心、ドンコイ通りにある「チュングエン・コーヒー」には、僕も一度行ったことがあるんですけど、その日はそれまでに濃いコーヒーを飲み過ぎていたせいもあって、「チュングエン・コーヒー」ではコーヒーではなくフルーツジュースを頼んでしまったんですよね。今から思えば無理してでもコーヒーを飲んでおけばよかったと悔やまれるところです。

ベトナムには、「チュングエン・コーヒー」以外にも面白いカフェがいっぱいあるので、コーヒー好きの方はきっと楽しめると思いますよ!

Sho・ カプチーノ

Sho・ カプチーノ

5年前、大阪のとあるお店で飲んだ「一杯のコーヒー」に衝撃を受ける。
そこからコーヒーの魅力と奥深さにハマり、世界中のコーヒーに興味を持つようになる。

好きな言葉は「トントントン ヒノノニトン」

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